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ガン患者が試みた電気的波動によるデトックス効果
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インテグラル・ヘルス研究所代表
博士(工学) 星 一以
1.はじめに

2005年10月上顎ガンが再発し、放射線治療をしても余命半年の告知を受けたが、免疫療法を行う丹羽療法を中心に食事療法およびヨーガ療法を実施することで好転できた。このことは前回「ガンと闘う9ヶ条」にまとめて報告した。ガンの進行を診断する腫瘍マーカーは患者の血液に排出されている特有の毒素で判定される。腫瘍マーカーが正常値の範囲内に減少したことは有り難いことであるが、ガン細胞が退縮しているわけではない。そのためには体内の毒素を排出する必要がある。ヨーガ療法では心音共鳴法も行った。これは「ア,ウ,ン」音の波動を身体に音響的に共振させて治療する方法である。共鳴や共振は固有の周波数に対して波の振幅が大きくなる現象である。電気的波動も同様で,共振周波数の起電力が印加されたとき大きな電流が流れる。病素を持った細胞は正にイオン化されており正常細胞とは共振周波数が異なるはずである。従って、共振電流によって局所的にジュール熱を発生させて毒素を持った細胞にダメージを与え,正常細胞を痛めることなく、ガン治療ができないかと思っていた時,2007年3月にAWG(Arbitrary Waveform Generator)による治療を紹介された。早速挑戦し体内に潜在していた毒素が清浄化される過程を報告する。

2.AWGによる治療

AWGは松浦優之医学博士によってウィルスを殺滅する目的で開発されたものである。人体に流す電流の周波数が1〜10,000Hzの範囲の中から生体細胞に損傷を与えない69種類の周波数を厳選し、これらの組み合わせによって約400種類の病魔に対して行われている。弱電無害の10mA, 12.5Vの交流電圧を段階的に周波数を変えて3分間印加,15秒休止を反復することによって、細胞や血球中に潜んでいるウィルスを破壊して治療する方法である。癌などのように強い抵抗物ほど腫瘍内温度の上昇により,癌・腫瘍・ウィルスに強いダメージ与えると言われている。
宇治橋泰志氏*は油浸レンズを使った高倍率の光学顕微鏡にデジタルカメラを取り付け1万倍以上の倍率のもとで患者の血液観察を行い,血液に排出される毒素,微生物学者ガストン・ネサン博士(フランス)の発見したソマチット(細胞よりはるかに小さな生きた有機体,生体内に100兆個存在していると言われる)の出現状態やチフス研究者ギュンダー・エンダーレイン博士(ドイツ)の観察したプロティットの発達段階などから血液の健康状態を診断し,適切な周波数群の電流を印加するMRS療法を行っている。筆者はここでガン治療に効果がある周波数群の電流を印加する治療を行った。

3.治療効果

3.1 自覚できる変化

電流を印加後の経過は,@右眼の奥の疲れ感(圧迫痛の様なもの)が無くなった。A右目の眼球の飛び出しが小さくなり、左目と同等になった。B時々少量の鼻血が出ることがあったが,電流を印加してから、多量の鼻血が出るようになった。しかし3日間程度で止まり,その後の出血は認められない。C感覚的にガンの進行が停止しているように感じられる。

3.2腫瘍マーカーの変化

グラフは腫瘍マーカー1-CTP(骨に転移)を示したものである。
実線は入院中のマーカーの値、後半の波線は退院後にAWGの治療を行ってからの値を示したものである。

治療後は4.5以下の正常値の範囲内を維持しており,良好な状態が続いていることが認められる。

3.2 血液中に排出された毒素の顕微鏡写真




写真は光学顕微鏡で撮影された血液に排出された毒素の例である。左は液状毒素,右は棒状に結晶化している毒素である。累計90時間電流印加し途中経過を観察したが,印加時間が増すにつれて,毒素や血栓の排出が少なくなり,元気な赤血球像と微細なソマチットの出現が認められるようになり,健全な血液に回復し免疫力が高まっていく様子が認められた。

4.まとめ

特定の電気的波動を人体へ印加すると毒素が排出され、免疫力が高まることが認められた。

5.謝辞

免疫治療と血液像の写真を提供下さった「免疫整体 ここ一番」院長の宇治橋泰志氏に感謝の意を表します。
 *:東京都墨田区両国2-9-7 TEL:03-5669-8611